用意すべき書類

何らかの申し込みをする場合、通常、必須書類があります。たとえば、住宅ローンなどでは、指定された公的書類を用意することで、どこの誰であるのかなどを証明することになります。ローンであるので、収入証明書などが、重要になります。これは、車買取に共通していることです。しかり、ローンに特有のものがあれば、当然、車買取にも、車特有のものがあります。
たとえば、印鑑証明書があります。公的認証された印鑑の写しでもあり、役所に届け出することで、その場で証明書を手にすることができます。発行手数料が掛かりますが、料金としては、それ程高価ではないでしょう。また、住民票も車買取時に必要な書類です。役所の窓口でも、出張所でも、どちらでも申請できます。今後、コンビニ窓口も登場する役所があり、深夜でも交付が可能になるようです。さらに、車特有であれば、車検証と自賠責証明書でしょう。これらは、車所有者であれば、所有しているのが当然です。車検証は定期的に行われる公的な車の点検を受けたことを証しているもので、それがないということであれば、安全面を計ることが難しい面があります。あるいは、自賠責保険証は、強制の自動車保険を加入していることの証しているもので、常時携帯が義務付けられています。仮に警察官などに提示を求められ、それに応えられないようであれば、罰則があるようです。この車検証と自賠責保険証は、車買取の中でも重要かもしれません。車検の場合、先で触れたように、車所有者であれば、必ず受けるもので、なおかつ、安全面を担保するものです。直近の車検がいつ頃行われたかで、買取価格も変わるようです。当然、近い方がそれだけ安全性が確保されていると推測できます。また、自賠責保険証でも、保障期間が有効であるか否かが、重要です。車買取業者からみれば、次のユーザーに自賠責保険加入を勧めるか否かを判断する基準となります。このため、販売方法などとも関係し、その分、査定にも関係する可能性があります。なにより、車検証と自賠責保険証は、車の所有者であれば、持っていて当たり前のものです。仮に失くしてしまったのであれば、早急に再発行すべきでしょう。
以上のほか、自動車税などの支払いを証明している納税証明書、もしくは、リサイクル券なども、必須書類です。公的書類などは、車買取業者が代行して発行することもできます。ただし、その分、代行料が発生し、コスト負担になることを、重々承知しておくべきでしょう。